みらいのドッグフードを愛犬に試した私の口コミ-ドッグフード博士

基本的には「パピー用」と書かれた総合栄養食をあげた方が良いです。

みらいのドッグフード(腫瘍サポート)はかなり栄養価が高いので、子犬が食べても問題はありませんが療法食として販売しています。

「療法食」とは特定の病気の為に作られたフードで、基本的には獣医の指示を受けながら与えます。

なので、腫瘍がない健康な子犬であればわざわざみらいのドッグフードを与える必要はなく、「パピー用」と書かれた総合栄養食を与えて下さい。

①無添加
②国産
③生肉を使用
④低GI値食材を使用
⑤10種類のキノコを使用
⑥定期コースでお得
生肉の使用や低GI値食材の使用、発酵素材の使用などホリスティックな考えに基づいたドッグフードと言ってよいでしょう。切り替えたからといって劇的な変化は起こらないと思いますが、長期的に食べることで腫瘍のサポートが期待できるかもしれません。

みらいのドッグフード(腫瘍サポート)は上記以外にも「オメガ3が豊富でオメガ6が少ない」としていますが、オメガ6とオメガ3の望ましい比率は10:1～5:1というのが一般的な考え方です。

オメガ3は確かに心臓病やアレルギー・炎症などへの効果っが認められていますが、やはりバランスが大事とされています。なのでオメガ6と3のバランスについては当サイトとしては少し疑問を持っています。

キノコと腫瘍に関しては東洋医学や漢方の考え方が強く、西洋医学的には根拠がなく当サイトでは解説できません。

総合栄養食はAAFCO(米国飼料検査官協会)が「犬が一日に必要な栄養」を数値化した基準をクリアしたドッグフードのことを言います。

総合栄養食であれば、水とそのフードだけで健康維持ができるような栄養素になっています。

みらいのドッグフードに関しては「腫瘍サポート療法食」という定義になっており、総合栄養食ではありません。

つまりAAFCOが定義している栄養基準を満たしていないということになります。

せっかく開発に「獣医師」や「ペット栄養管理士」が携わっているので総合栄養食の基準をクリアして欲しかったですね。

なので腫瘍がある子の治療目的には良いのかもしれませんが、当サイトとしては日常的に食べることは推奨できません。

みらいのドッグフードは「小麦・大豆・トウモロコシ」といった犬が食物アレルギーを起こしやすい穀物の代わりに玄米や大麦を使用しています。

穀物ではありますがアレルギーが起こりにくい食材なので問題ありません。

また、肉や魚に関してもメインは鹿肉ですが鹿肉以外にも牛・鶏・馬・魚などいろいろな種類の肉を少量・多品種使っています。

食物アレルギーは食べたアレルゲンの量によって起こるので、これらの肉にアレルギーを持っている子でも発症する可能性は低いと考えられます。

ただ、アレルゲンをどのくらい食べられるかはその子によって異なります。みたいのドッグフードに使われている肉や魚にアレルギーがある子は獣医と相談しながらあげましょう。