【正しい】ドッグフードの保存方法をわかりやすく解説-ドッグフード博士

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【正しい】ドッグフードの保存方法をわかりやすく解説-ドッグフード博士

【正しい】ドッグフードの保存方法をわかりやすく解説-ドッグフード博士

ここではドッグフードの保存方法についてご紹介していきます。ドライフードだけでなく、ウェットフードについても保存方法を詳しくご紹介していくのでドライフードをあげている方もウェットの方も参考にしてみて下さい。

 

ドッグフードの保存方法【目次】

 

ドッグフード(ドライフード)の正しい保存方法【4原則】

ドッグフード(ドライフード)に関しては水分量が少ないので基本的には開封後1ヵ月くらいは持ちます。無添加キャットフードとして有名なカナガンドッグフードについてもメーカーに問い合わせたところ下記のような回答を頂いています。

 

人口の酸化防止剤の変わりにハーブやビタミンEを使っています。その為、人口の酸化防止剤と比べると開封後の劣化は早いですが、高温多湿・直射日光を避けて保存して頂ければ2カ月までお召し上がり頂けます。

 

ただ、それでも保存状況が悪くてドライフードをふにゃふにゃにしてしまったり、酸化させてしまう方もいらっしゃるようなので、ドライフードの正しい保存方法についてご紹介します。

 

空気との接触を減らして「酸化を防ぐ!」


ドライフードを保存する際は、とにかく「酸化を防ぐことが大切」です。犬は嗅覚が発達しているのでドッグフードの酸化にはとにかく敏感です。

 

神経質な子は開封後1週間で嫌になってしまう子もいるほどです。ジッパー付きの袋に入っている場合は、中の空気をしっかり出してからチャックをして保存しましょう。

 

カナガンはジッパーが付いていないので、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋で分けておくと酸化を防いで鮮度を保つことができます。

 

直射日光を避けて「温度上昇による傷みを防ぐ!」


直射日光が当たる場所ではドッグフードの温度がどんどんと上昇し、傷みが早くなります。未開封であっても冷暗所で保存するのがベストです。

 

保存も気を付けた方がいいのはもちろんなんですが、お皿にフードを出しっぱなしにしておく場合も直射日光を避けましょう。

 

特に夏場はフードを出しっぱなしにしておくと虫が沸く原因にもなり不衛生です。庭飼いの場合は犬小屋の中でご飯をあげましょう。

 

冷蔵保存はNG「温度の上下によって結露・カビを防ぐ!」


ウェットフードの場合は、開封したその日に食べきるのを条件に冷蔵保存をして劣化を防ぐこともありますが、ドライフードの冷蔵保存はNGです。

 

飲みかけのペットボトルを冷蔵庫から出し入れしてもらうと分かるんですが、容器の内部で結露が起こります。これと同じことがドッグフードでも起こります。

 

ドライフードでも10%程度の水分が含まれているので、冷蔵庫からの出し入れ(冷蔵庫の開け閉めでも)による温度上下で結露が起こり、ドライフードがふやけたり、最悪の場合カビの発生にもつながります。

 

臭いの強いものとは分けて「香り移りを防ぐ!」


これはカップ麺でもニュースになったことがありましたよね?香りの強いもの(芳香剤や柔軟剤など)と一緒に保管するとドッグフードに臭いが移ってしまいます。

 

スルメやかつお節などであればかえって食欲アップになることもありますが、ドッグフードに食べ物以外の香りがついてしまうと犬も食べなくなり、捨ててしまうことにもなるので注意が必要です。

 

ドッグフード(ウェットフード)の正しい保存方法【3つの方法】

ウェットフードは出来るだけその日の内に食べきりましょう。2日くらいなら冷蔵保存で衛生的には問題ありませんが、香りが飛んでしまうのか2日目はけっこう食いつきが悪くなります。

 

ウェットフードを保存するなら容器を移し替えて保存!


ウェットフードを保存する場合は容器を移し替えて保存します。1回で食べる分を分けて残りは別のタッパーなどに移し替えて冷蔵保存します。この場合でもできるだけその日の内に食べきりましょう。

 

容器を分ける理由としては、食べ残しは雑菌が繁殖し易いのでもちろんですが、缶詰やレトルトパックなどの場合、加熱殺菌処理されているので中身は衛生的になっています。

 

但し、パッケージについては不特定多数の人が触れている可能性もあり、雑菌の繁殖などが考えられるためです。

 

1回で食べきれない場合は冷蔵保存で「鮮度を守る」


ウェットフードを保存する場合は必ず冷蔵保存しましょう。この時もラップなどで空気に触れないように保存することで香りを飛ばさずに保存できます。

 

くれぐれも「食器棚での保存」なんてことの無いように注意してください。(田舎の祖父母の家で良く見かけますが衛生的に心配です。)

 

冷凍保存を有効利用!


長期間保存する場合は冷凍保存も可能です。こちらもタッパーやラップ・ジップロックなどを使ってできるだけ空気に触れさせないように気を付けて下さい。

 

冷凍保存の場合1週間くらいで食べてしまいたいです。冷凍焼け(食材の表面に霜が付く状態)で味や風味が飛んでしまい食いつきが悪くなるためです。

 

解凍の際も、レンジではなく冷蔵庫を使って自然解凍が良いです。

 

ドッグフードを上手に保存できるおすすめアイテム【5選】<


ここではドッグフードの保存に便利なおすすめアイテムをご紹介していきます。楽天やアマゾンで販売しているものもありますし、100円均一でも変えるものもあるので、用途に合ったものを選んでみて下さい。

 

ジップロックで空気を遮断して「酸化を防ぐ!」

袋タイプに限らず、ウェットフードど時には樹脂のジップロックも使えますよね。樹脂の方は洗って何度も使えるので経済的です。

 

ジップロックを使っても、完全に空気の出入りを防げる訳ではありませんが臭い移りもある程度防げて使い勝手も良いのでおすすめです。

 

シリカゲルの有効活用で「湿気から防ぐ!」

ドライフードの場合に限りますが、シリカゲルを保存容器の中に入れておくことで湿気を防いでくれます。ドッグフードがフニャフニャになったり、カビの予防になります。

 

シリカゲルは天日干しすることで何度も使えるので経済的でおすすめです。(けっこう小まめにやらないといけませんが)

 

フードストッカーでも真空保存できる?

おしゃれなものもありますが、最近のフードストッカーは真空保存できるものもあります。ポンプを使って真空にするタイプや蓋についたボタンで真空にするタイプなど様々なタイプがあります。

 

値段も3千円程度から買うことができるのでまだ持っていない方は検討してみてほしいアイテムです。

 

有ると便利!袋止めクリップ

お菓子や食品の袋を止めるクリップは必須アイテムです。もちろん、袋にジッパーが付いているものであれば不要です。

 

クリップを使えば、ドッグフードの袋を倒したりしてもこぼれる心配もありませんし、犬がいたずらでフードを食べ散らかすのも防げます。袋ごと噛んじゃう子もいますけどね…笑

 

自宅で真空パックにできるアイテム

こちらは手動のポンプで真空にするタイプと、機械を使って真空保存するタイプがあります。袋も真空用の厚手になっているので最も鮮度を保つのに適しています。

 

但し、袋が高く何度も使えるという訳ではないので決して経済的とは言えません。正直、1ヵ月程度で食べきれるようならここまで神経質になる必要はありません。

 

ドッグフードの保存について【まとめ】


どうだったでしょうか?ドッグフードの保存方法についてご紹介しましたが、最後におさらいをしておきましょう。

 

ドライフードの保存について
  • 開封後1ヵ月程度で食べきるのが理想
  • 開封後は出来るだけ空気に触れさせないのがポイント
  • 高温多湿・直射日光を避けて保存
  • 臭いの強いものと離して保存

 

ウェットフードの保存について
  • 保存する場合は容器を移し替えて保存
  • 冷蔵保存であってもその日の内に食べきるのがおすすめ
  • 冷凍保存でも1週間程度で食べきるのがおすすめ

 

犬は嗅覚が発達していることから、フードの鮮度や香りにうるさい子が多いです。上記を参考にドッグフードを上手に保存し愛犬が美味しく食べられるよう工夫してみて下さい。

ドッグフード業界の恐ろしい事実がついに判明・・・

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