ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

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ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

ここではラブラドール・レトリバーの体格や特徴・ドッグフードでサポートができる病気に注目してラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフードをご紹介します。ラブラドール・レトリバーは白内障や胃捻転などの病気にかかり易い犬種です。ただ、これらは遺伝や体系が主な原因でドッグフードでサポートするのが難しい病気ですが糖尿病が原因で発症することが多い病気でもあります。なので糖尿病を予防する為の選び方をまとめました。ラブラドールと暮らしている方は参考にしてみて下さい。

 

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方【目次】

 

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方【3つのポイント】

穀物不使用のものを選ぶ

ラブラドールレトリバーは糖尿病にかかり易い犬種です。多くのドッグフードに含まれる穀物は犬にとって糖尿病の原因となることがあります。特に白米・トウモロコシなどは急激に血糖値が上がります。

 

糖尿病予防の為にも穀物不使用のドッグフードを選びましょう。全粒穀物は糖尿病予防につながりますが、犬にとって消化に良い食べ物ではなくおすすめできる食材ではありません。

 

高たんぱくなドッグフードを選ぶ

ラブラドールレトリバーは「股関節形成不全」にかかり易い犬種です。多いのは生後1歳までに発症するケースですが、この期間は関節に負担がかからないよう肥満に気を付ける必要があります。

 

高たんぱくなドッグフードを選ぶことで、脂質による体重増加ではなく、筋肉の増加による体重増加が望めるので関節への負担を減らすことができます。カロリーよりも「穀物不使用」と「たんぱく質量」にこだわって下さい。

 

オメガ3脂肪酸が多いものを選ぶ

ラブラドールレトリバーは皮膚病(特に耳)にかかり易い犬種です。オメガ3に含まれるDHAやEPAは血液をサラサラにし、中性脂肪を減らしアレルギーの改善や関節痛の改善などが期待できます。

 

得に魚に多く含まれる脂肪酸なので、魚ベースのドッグフードを選ぶのもおすすめです。オメガ3脂肪酸の多いものを選びましょう。

 

ラブラドール・レトリバーにおすすめのドッグフードは?徹底比較!

 

穀物不使用

たんぱく質

オメガ3脂肪酸

カナガン

33.00%

0.90%

ナチュラルドッグフード

20.00%

1.51%

ファインペッツ極

36.00%

1.90%

モグワン

28.00%

1.29%

ネルソンズ

30.00%

0.24%

オリジン

38.00%

0.80%以上

ロイヤルカナン

×

19.00%

0.57%

アーテミス

25.00%

0.40%以上

ニュートロナチュラルチョイス

×

25.00%

不明

サイエンスダイエット

×

21.00%

0.35%以上

アイムス

×

22.00%

0.13%以上

アカナ

27.00%

0.80%以上

ヤラー

24.00%

0.40%以上

ブラックウッド

27.50%

0.70%以上

フィッシュ4ドッグ

26.00%

1.80%

ナチュラルバランス

23.00%

0.40%以上

ソルビダ

22.00%

0.30%以上

セレクトバランス

×

22.00%

記載なし

ボッシュ

×

25.00%

記載なし

ナチュラルハーベスト

18.00%

0.60%

スーパーゴールド

22.00%

記載なし

ニュートロシュプレモ

26.00%

0.30%以上

ワイソン

30.00%

0.80%

ホリスティックレセピー

22.00%

0.25%

ビィナチュラル

22.00%

0.60%以上

グリーンフィッシュ

×

24.00%

0.32%

ビルジャック

×

26.00%

0.25%以上

ベストバランス

×

21.00%

記載なし

※、「×」はトウモロコシ・小麦・大豆を使用、「△」はそれ以外の穀物を使用

 

ラブラドール・レトリバーにおすすめなドッグフードランキング

モグワンドッグフードのおすすめポイント

モグワンドッグフードは穀物不使用で太りにくく、オメガ3脂肪酸も1.29%と多く含まれています。たんぱく質の割合が28%と超高たんぱくなドッグフードと比べると少なめですが、これは生の肉や魚を使っている為です。また、市販のドッグフードとは違い、使用している部分は人間も食べる身の部分だけなので消化にもよい高品質な部位のみを使用しています。なのでファインペッツ極やオリジンと比べると低たんぱくな値になっていますが、市販のものと比べればずっと高品質・高たんぱくなドッグフードなのでラブラドールレトリバーにおすすめのドッグフードです。

価格 3,960円(1.8㎏)

【ドッグフード博士限定】上記金額から50%OFFキャンペーン中

評価 評価5
備考 グレインフリー/材料の50%以上は動物性の肉食材を使用/人口添加物不使用
モグワンの総評

モグワンドッグフードはたんぱく質が28%と高たんぱくなドッグフードですが、ささみ肉のトッピングなどでさらにたんぱく質を多めにあげることもできます。超高たんぱくなドッグフードだとたんぱく質の割合を減らすにはフードを変えるしかありません。モグワンはトッピングという形で調整できるのでどんな子にも柔軟に対応できます。もし高たんぱくな食事を続けてもうんちが緩くなるといった症状がみられなければ超高たんぱくなフードに変えてあげても良いでしょう。

 

ファインペッツ極のおすすめポイント

ファインペッツ極は穀物不使用でオメガ3脂肪酸も多く含まれた超高たんぱくなドッグフードです。数値的にはラブラドールレトリバーに最もおすすめのドッグフードですが、体質によって高たんぱくなドッグフードが合わずに下痢をしてしまう子もいます。そういった場合はモグワンくらいのたんぱく質量のものに落としてトッピングでたんぱく質量を調整してあげると良いでしょう。それと100g中415㎉は流石に少し高カロリー過ぎて肥満が心配なので2位としました。

価格 1,000円(1.5kgのお試し価格)
評価 評価4
備考 グレインフリー/材料の9割は肉食材/消化吸収率87%

 

アカナドッグフードのおすすめポイント

当サイトでレビューしたアカナの「グラスフェッドラム」はラム肉ベースなので、オメガ3も0.8%以上とそれ程高くありません。ですが魚ベースの「パシフィカ」は2%以上、「パシフィックピルチャード」は1.5%以上と、オメガ3脂肪酸が豊富です。もちろんどのシリーズも穀物不使用なのでラブラドールにおすすめのドッグフードです。また、オリジンよりもたんぱく質の割合は劣りますが、値段もオリジンより安いので餌代の面でもラブラドールにおすすめです。

価格 5,300円(2.0kg)
評価 評価4
備考 グレインフリー(穀物不使用)/オリジンよりも安い/魚ベースがおすすめ/人工添加物無添加

 

オリジンドッグフードのおすすめポイント

オリジンドッグフードは穀物不使用でオメガ3脂肪酸も含まれた超高たんぱくなドッグフードです。たんぱく質の割合は38%で当サイト内で最もたんぱく質量の高いドッグフードです。やはりファインペッツ極同様に超高たんぱくが合わずに下痢をするケースもあるので切り替えは少しずつ時間をかけて行い、それでもダメなら運動量を増やしてみて下さい。症状が改善しないようならやはりモグワンをおすすめします。

価格 6,480円(2.0㎏)
評価 評価3.5
備考 グレインフリー/人口添加物無添加/材料はヒューマングレード/当サイト内で最も高たんぱく

 

フィッシュ4ドッグドッグフードのおすすめポイント

フィッシュ4ドッグはたんぱく源に肉を使わずに魚だけで作られたフードです。その為、オメガ3脂肪酸が豊富で外耳炎の多いラブラドールレトリバーにおすすめのドッグフードです。オメガ3脂肪酸は炎症を抑える働きがありますが、薬ではないので日ごろのチェックやケアを欠かさずにしてあげて下さい。グレインフリー(穀物不使用)ではありますが、特別高たんぱくという訳ではありません。

価格 5,130円(3.0kg)
評価 評価3
備考 グレインフリー(穀物不使用)/魚ベースでオメガ3脂肪酸が豊富/無添加

ラブラドール・レトリバーに合うドッグフード選びで迷ったらおすすめはコレ!

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

モグワンドッグフードがラブラドールにおすすめな理由
  • 穀物不使用(グレインフリー)
  • 高たんぱくなわりにカロリーは控えめ
  • 炎症を抑える働きが期待されるオメガ3脂肪酸が豊富
  • 食材は人間も食べれるヒューマングレード
  • 野菜や果物も低GI食材で血糖値を上げにくい

 

モグワンドッグフードは穀物不使用なので消化にも良く、高たんぱく(28%)なわりにカロリーは控えめ(344㎉/100g)です。ラブラドールレトリバーは遺伝的に太り易い犬種です。

 

その為、筋力や代謝を維持する為に高たんぱくなことも大切ですが、プラスαとしてカロリーも控えめだと尚良いです。また、外耳炎やアトピー性皮膚炎も多い犬種です。

 

モグワンには炎症を抑える働きが期待できる、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。モグワンドッグフードは大型種のラブラドールでは餌代が大変です。でも内容的に見ればラブラドールに最も適したフードと言えます。

 

 

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

 

 

ラブラドール・レトリバー用ドッグフードのQ&AⅠ:ロイヤルカナンの「ラブラドールレトリバー用」ドッグフードってどう?

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

ロイヤルカナンのラブラドール専用をおすすめしない理由

  • 穀物が多い(米・小麦・トウモロコシ・コーングルテン)
  • たんぱく質28%に対してカロリーは362㎉
  • オメガ3脂肪酸0.8%
  • 発がん性やラットの致死量がある酸化防止剤を使用

 

ロイヤルカナンのラブラドールレトリバー用ドッグフード(成犬用)の原材料や成分を見た結果、上記のような内容から積極的におすすめはできません。たんぱく質の割合は28%と高たんぱくな作りになっていますが、この割合は穀物を含めた割合でカロリーは362㎉/100gです。

 

小麦やトウモロコシは消化に悪いので、実際にラブラドールレトリバーが消化・吸収できるたんぱく質量はもっと少なくなります。

 

加えてオメガ3脂肪酸の量も少し少な目ですね、ロイヤルカナンでは魚は使わず香りづけ程度に「魚油」を使う程度なのでオメガ3脂肪酸の割合は低くなりがちです。

 

市販の易いドッグフードと比べれば良いフードだと言えますが、当サイトとしては積極的におすすめできるフードとは言えません。

 

ラブラドール・レトリバー用ドッグフードのQ&AⅡ:ウェルケアの「ラブラドールレトリバー用」ドッグフードってどう?

ウェルケアのラブラドール専用をおすすめしない理由

  • たんぱく質26.5%で高たんぱくとは言えない
  • 穀物が多い(米糠・トウモロコシ・小麦)
  • オメガ3脂肪酸の含有量は不明

 

ウェルケアのレトリバー専用(オールステージ)は上記のような内容から、当サイトとしてはおすすめできません。たんぱく質26.5%は低たんぱくということはありませんが、高たんぱくとも言えません。

 

一応、原材料表を見ると肉類の使用量が最も多く見えますが、「鶏肉」と「チキンミール」を分割して表示したら、ぞれぞれが書かれる順番が変わるかもしれません。これは穀物がメインの可能性があるというこになります。

 

また、「皮膚・被毛の健康維持にDHA・EPA(オメガ3脂肪酸)を配合」とは書いてありますが、実際に含有量がどれくらいなのかは書いていません。

 

ウェルケアのレトリバー専用フードに対する当サイトの印象としては、「それらしい説明を書いてあるものの、実際はうまく隠していて良く分からない」フードという印象です。

 

ラブラドール・レトリバー用ドッグフードのQ&AⅡ:ラブラドールレトリバーの子犬におすすめのドッグフードを知りたい

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

ラブラドールの子犬におすすめのドッグフード

 

パピー期は丈夫な体を作る大切な時期なので高たんぱく・高脂質なドッグフードを選んであげて下さい。たんぱく質は体や筋肉を作る上で欠かせない栄養素で30%以上がベストです。

 

脂質は15%前後のものが理想です。「高脂質だと太り易いんじゃ?」と不安に思うかもしれませんが、脂質は犬にとってエネルギーに変えやすい栄養素で、満腹感も得られる優れた栄養素です。

 

ラブラドールレトリバーは1歳半頃まではゆるやかに成長します。この頃までは穀物不使用でしっかりと栄養を吸収できる優れたフードを選んであげて下さい。

 

ラブは基本的に食いしん坊な子が多いです。飼い主が給餌量をしっかりとコントロールし、十分な散歩と運動が必要な犬種です。他の犬種のように運動不足によるストレスが原因で無駄吠えが少ないです。

 

肥満は関節への負担や糖尿病のリスクを高めます。でもだからといって、太ったからといって安易にフードの量を減らすのは良くありません。おやつをあげている場合、「おやつは無し」または「1日の給餌量の中から」与えましょう。

 

ラブラドール・レトリバー用ドッグフードのQ&AⅣ:ラブラドールの老犬に合うドッグフードはどれ?

ラブラドールの老犬におすすめのドッグフード

 

ラブラドールクラスの大型犬だと、6~7歳頃が中年、8歳以降で老犬といった感覚になります。この時期は「高たんぱくで低カロリーなフード」がおすすめです。

 

一般的に老犬には「低たんぱく&低カロリー」なフードというイメージがありますが、そういったフードは筋肉量が減って体脂肪が増える傾向にあります。これは運動意欲の低下などを引き起こし、肥満を悪化させます。

 

そこで、モグワンの他オリジンやアカナのシニア用フードがおすすめです。これらのフードは高たんぱく低カロリーなので、筋力を維持しつつ体脂肪が付きにくいフードです。

 

シニア期については個体差があります。8歳なのに若々しい子もいれば、6歳で白髪が多くヨボヨボの子もいます。ラブのような大型種になると介護も大変なので、できるだけ筋力を維持させ、健康な状態が続くようにフードと運動量に気を配って下さい。

 

ラブラドール・レトリバー用ドッグフードのQ&AⅤ:ラブラドールに1日にあげる餌の量はどれくらい?

ラブラドール・レトリバーの餌の選び方とおすすめのドッグフード-ドッグフード博士

ここからはラブラドールレトリバーのライフステージ毎におすすめのドッグフードと、1日にあげる目安量をまとめました。栄養要求量は個体差があり、ここでまとめた目安量を残したり・食べきらないといけない訳ではありません。

 

特にラブラドールは食べすぎる傾向が強いです。目安量を与えて翌日の便の状態(軟便なら食べすぎ、硬ければ少ない)を見ながら、1日あたり10%程度ずつ調節してあげて下さい。

 

ラブラドールの子犬におすすめなオリジンドッグフードを1日にあげる量

ラブの子犬の体重(㎏)

成犬時の体重30㎏の

1日の給餌量(g)

成犬時の体重40㎏の

1日の給餌量(g)

~5

152

152

~10

266

266

~20

342

342

~30

303

485

~40

380

 

 

上記はラブラドールの子犬におすすめなオリジンドッグフード(パピーラージ)を1日に与える目安量です。ラブラドールは大きく分けて「活動量が豊富で小柄なフィールドタイプ」と「フィールドタイプと比べて活動量が低く、大柄になるショータイプ」の2つがあります。

 

オリジンでは成犬時の大きさによって給餌量が異なるようです。ただ、かなりアバウトなことに変わりありません。実際にあげる時は便の状態を見ながら給餌量を調節して下さい。

 

中には成犬時に40㎏に達する子もいるようですが、だいたい30~35㎏に収まる子が多いです。但しフィールド系だと20㎏前後になります。

 

ペットショップでは確認が難しいと思いますが、ブリーダーから迎える際はどちらのタイプを繁殖しているのか、あなた自信がどちらを飼いたい良く調べておきましょう。フィールドタイプはびっくりするほどパワフルでエネルギッシュです。

 

ラブラドールの成犬におすすめなモグワンドッグフードを1日にあげる量

ラブの成犬の体重(㎏)

1日の給餌量(g)

20~23

316~358

23~27

358~414

27~30

414~457

30~33

469~504

33~36

504~538

36~40

538~583

 

上記はラブラドールの成犬におすすめなモグワンドッグフードを1日にあげる目安量です。モグワンでは体重30㎏までしか目安量を公開していません。その為30㎏以降はDER(1日に必要なエネルギー要求量)という式を使って計算しました。

 

上記はラブの一般成犬用の目安量です。去勢・避妊後は10%程度少なめにあげてみて、便の様子と合わせて量を調節して下さい。

 

ラブラドールのシニア犬におすすめなを1日にあげる量

ラブのシニア犬の体重(㎏)

活動的な子の

1日の給餌量(g)

活動量が少ない子の

1日の給餌量(g)

5

90

60

10

180

120

20

300

200

30

400

270

40

510

330

 

上記はラブラドールのシニア犬におすすめなアカナドッグフード(シニア・ドッグ)の給餌目安です。アカナでは同じ体重でも活動的かどうかで給餌量を分けます。ただ、やはりかなりアバウトですね。実際にあげる時は便の様子を見ながら量を調節してあげて下さい。

 

まとめ


ここではラブラドールにおすすめのドッグフードと選び方をまとめました。ラブラドールレトリバーは遺伝疾患の多い犬種です。少しでも良いフードを選んだり、フローリングを止める、散歩以外に遊ぶ時間を作るなど。

 

愛犬が少しでも健康な状態で暮らせるよう、飼い主側の努力も必要です。ぜひ、このページを参考にラブラドールに合ったドッグフードを探してあげて下さい。

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