グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

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グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

ここではグレインフリー(穀物不使用)のドッグフード&選び方をご紹介していきます。国内でもグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードが増えてきて、何を基準に選んだらよいのか分からない方からのお問い合わせを多く頂きます。

 

グレインフリー(穀物不使用)のドッグフード【目次】

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードを選ぶ際の3つの重要ポイント!【これだけは絶対チェックして⁉】

人口添加物不使用のドッグフードを選ぶ

グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードを選ぶのであれば、是非「添加物」不使用のものを選んであげて下さい。

 

「人口添加物」の中にはドッグフードの消化・吸収を阻害したり、発がん性や変異原性、アレルギーの原因にもなるとも言われています。

 

ミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物などナチュラルな酸化防止剤は仕方ありませんが、香料や着色料・BHAなど合成の酸化防止剤・調味料などを避けた方が良いでしょう。

 

肉材料の割合が高いものを選ぶ

グレインフリー(穀物不使用)であれば、必然的に肉材料の割合は増えますが、肉材料の割合にこだわっているメーカーはきちんと原材料欄で比率を公開しています。

 

これは肉材料の割合が犬の消化・吸収率にそのまま関わってくるのと同時に、メーカーのセールスポイントにもなる為です。

 

大豆が含まれていないものを選ぶ

「グレインフリー」という言葉は曖昧で、コレといったルールーがある訳ではありません。国メーカーによっては「大豆」を使っていてもグレインフリーとして販売しているメーカーもあります。

 

穀物の中でも「小麦>大豆>とうもろこし」の順にアレルギー率が高いというデーターもあるので、大豆(おからやきなこなど)も不使用のものを選びましょう。

 

ちなみに、大豆以外のエンドウ(グリーンピース)やひよこ豆などはアレルギー性が低いので、避ける必要はありません。

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!

 

添加物不使用

動物性原材料の割合

大豆の不使用

カナガン

チキン(50%以上)

ナチュラルドッグフード

ラム40%

×

ファインペッツ極

アヒルとニシン(90%)

モグワン

チキンとサーモン(56%)

ナチュロル

牛・鶏・馬・魚の生肉(55%)

ネルソンズ

チキン(50%)

オリジン

チキンと魚(85%)

ロイヤルカナン

×

チキン

アーテミス

チキン

グレインフリーもあり

ニュートロナチュラルチョイス

チキン

グレインフリーもあり

サイエンスダイエット

チキン

アイムス

チキン

アカナ

ラム

ヤラー

チキン

グレインフリーもあり

※、穀物・添加物・4Dミートなどの消化に悪いもの

 

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのおすすめランキング

モグワンドッグフードの特徴

モグワンドッグフードは完全なグレインフリー(穀物不使用)で大豆も不使用です。肉材料の割合も高く、全体の56%をチキンとサーモンを使って作られています。もちろん香料や着色料などの添加物は不使用なので穀物にアレルギーがある子、お腹が弱くて穀物の消化が苦手な子におすすめのドッグフードです。カナガンやオリジンと比べてヘルシーな作りになっているので、完全な室内飼いの子にもおすすめできるドッグフードです。

価格 3,960円(1.8㎏)/税込4,356円(1.8kg)

【ドッグフード博士限定】上記金額から50%OFFキャンペーン中

評価 評価5
備考 グレインフリー(穀物不使用)/材料の56%は動物性の肉食材を使用/香料・着色料不使用
モグワンドッグフードの総評

モグワンドッグフードに使われる生チキン・生サーモンは人間も食べられる高品質な食材を使っています。乳酸菌や軟骨成分も配合していて、子犬からシニア犬まで全ての犬種・年齢の子におすすめのドッグフードです。また、今なら当サイト限定で初回半額で試せるキャンペーン中です。キャンペーン期間は未定なので、今の内にお試し下さい。

 

カナガンドッグフードの特徴

カナガンドッグフードは香料や香料・着色料不使用でイギリス産チキンを全体の55%以上、動物性材料の割合では60%使用した完全な穀物不使用のドッグフードです。穀物を一切使用していないのでその分チキンの使用量が増えているんですが、そのチキンもイギリス産の放し飼いチキンで、ストレスフリーで育った健康なチキンを使っています。残りの40%は海藻や野菜などを使用し、一つ一つの食材に意味があり、徹底して犬の健康を考えたドッグフードになっています。

価格 3,960円(2.0㎏)/税込4,356円(2.0kg)
評価 評価45
備考 子犬~シニアまで対応/避けたい添加物不使用/グレインフリー(穀物不使用)/ヒューマングレードの生チキンを使用

 

ナチュロルドッグフードのおすすめポイント

ナチュロルドッグフードは当サイトでも初めての「国産&グレインフリーの総合栄養食」です。もちろん安心・安全の無添加でこれまでありそうでなかった高品質の国産ドッグフードです。やはりモグワンやカナガンと比べると成分的にどうしても劣ってしまいますが、「国産」にこだわりたい方には自信を持っておすすめできるドッグフードです。

お試し価格価格 100円(30g)
評価 評価4
備考 グレインフリー/香料・着色料不使用/ヒューマングレードの生肉を使用/お試し価格あり

 

オリジンドッグフードの特徴

オリジンドッグフードは様々な肉と魚を全体の85%使用したプレミアムドッグフードです。保存料や着色料などの人口添加物は不使用なので安心して食べされられます。また、米なども使わない完全なグレインフリー(穀物不使用)なので、炭水化物の割合も低く太りにくいです。唯一の課題は値段が高すぎることですね。

価格 6,480円(2.0㎏)
評価 評価35
備考 肉と魚が85%/香料・着色料不使用/完全なグレインフリー/ヒューマングレードの生肉を使用

 

ファインペッツ極ドッグフードの特徴

ファインペッツ極は原材料の90%がアヒル肉とニシンでできた、グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。肉材料の割合が多いのは嬉しいんですが、それぞれの割合を出してくれた方が親切ですね。お試し価格があるのも嬉しいですが、通常価格がやや高めなのが難点です。

お試し価格 1,000円(1.5㎏)
評価 評価3
備考 お試し価格あり/肉材料の割合が90%/グレインフリー/無添加

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードで迷ったらおすすめはコレ!

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードならモグワンがおすすめな理由
  • 合成の香料や着色料など不使用
  • 全体の56%に肉と魚を使用
  • 大豆も不使用で完全な穀物不使用(グレインフリー)
  • 人も食べられる高品質な生肉・生魚を使用
  • 全年齢に対応

 

モグワンは化学合成された香料や着色料・酸化防止剤などは不使用で、全体の56%にお肉やお魚を使ったドッグフードです。

 

食物アレルギーのリスクがある小麦・トウモロコシ・大豆を使わない完全なグレインフリー(穀物不使用)フードでもあります。

 

運動が不足がちな日本の犬に合わせたヘルシーなつくりで、トッピングもしやすい手作りレシピが自慢です。

 

市販のドッグフ―ドと比べると割高ですが、少しでも消化に良いドッグフードをお探しなら、モグワンドッグフードがおすすめです。

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのQ&AⅠ:グレインフリー(穀物不使用)で国産の魚系ドッグフードってない?

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

当サイトで調べた限りでは「国産+グレインフリー+魚ベース」のドッグフードは「国産ペットフードZENのグレインフリーフィッシュ」というフードだけでした。

 

その他の商品は「国産+無添加」という条件には当てはまるんですが、「グレインフリー(穀物不使用)」という条件に当てはまるものがありませんでした。

 

「国産+無添加+魚系」という条件でならいくつか種類はありました。やはり国内のペットフードメーカーはまだまだグレインフリーの大切さを理解しているメーカーが少ないようです。

 

穀物不使用にすると、その分肉材料の割合を増やさなければいけません。国産のグレインフリードッグフードが普及しないのは製造コストも関わってくるのかもしれませんね。

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのQ&AⅡ:ドッグフードのグレインフリーとは?穀物不使用との違いは?

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

グレイン=穀物のことなので「グレインフリーはそのまま穀物不使用」ということになるんですが、その内容については明確な取り決めがある訳ではなく、各メーカーごとにかなり曖昧な言葉になっています。

 

大豆をはじめとする豆類を穀物とするかどうかは、国やメーカーによって異なり、大豆を使っていてもグレインフリーとして販売しているフードもあります。

 

そもそも穀物自体に明確な定義がなく、ウィキペディアでは「穀物とは植物から得られる食材の総称の1つで、澱粉質を主体とする種子を食用とするもの。」となっています。
※参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E7%89%A9 2017/1/22 ウィキペディアの「穀物」ページより

 

ただ、豆類の中では安価な大豆が最も使われることが多く、アレルギー性の高い食材なので、大豆以外の豆類は神経質になる必要はありません。

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのQ&AⅢ:グレインフリーで安いドッグフードが知りたい!

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

市販の安い激安ドッグフードで比較的ましなドッグフード一覧」では1㎏辺り1,000円以下で購入できる激安ドッグフードをまとめました。ここでは完全なグレインフリーのメーカーはありません。

 

ピュリナワンの「食物アレルゲンケア」とホリスティックレセピーは、完全なグレインフリーとは言えませんがトウモロコシ・小麦・大豆を使用していません。

 

穀物は肉や魚と比べて価格が安いので、安いドッグフードにはだいたい使われています。ただ、食物アレルギーのリスクが高いのはトウモロコシ・小麦・大豆です。なので、安いグレインフリーフードを探すのであれば、3大穀物不使用なものを選びましょう。

 

スーパーゴールドの「フィッシュアンドポテト」シリーズも大袋を買うと1㎏辺り1,000円以下で購入できます。小型犬の家庭では消費が難しいかもしれませんが、検討してみると良いでしょう。

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのQ&AⅣ:グレインフリーで国産のドッグフードはないの?

グレインフリー(穀物不使用)のおすすめドッグフード&選び方-ドッグフード博士

おすすめは新鮮な生肉を55%使ったナチュロルです。国産&グレインフリー&無添加なので安心して食べさせられます。また、鹿肉を60%使ったTASHIKAというドッグフードも無添加ですが、総合栄養食ではありません。

 

国産&日本製のドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング」では国産ドッグフードをまとめて紹介していますが、国産でグレインフリーのドッグフードはほとんどありません。

 

国内では品質や栄養が満足いくグレインフリードッグフードは少ないので、輸入のドッグフードも検討してみて下さい。

 

グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのQ&AⅤ:グレインフリーにデメリットは無いの?

犬にとって食物アレルギーを起こし易い食材
  • 牛肉:34%
  • 乳製品:17%
  • 鶏肉:15%
  • 小麦:13%
  • 大豆:6%
  • ラム肉:5%
  • 卵:4%
  • トウモロコシ:4%
  • 米:2%
  • 魚:2%
  • 豚肉:2%

出典:common food allergen sources in dogs and cats

 

グレインフリーは穀物を使わない分、肉や魚・野菜などを使います。その為、穀物入りのフードと比べると値段が高くなる傾向にあります。また、肉や魚の割合が増えるということはそれらの食材に対して食物アレルギーが出る可能性も上がります。

 

もしグレインフリーのドッグフードに変えて、痒みや下痢など食物アレルギーのような症状が出る場合、上記を元に魚やラム肉などを使ったドッグフードに変えてみると良くなるかもしれません。

 

その際、鶏肉が怪しい場合はターキー(七面鳥)やダック(アヒル)など、似た系統の食材は避けて全く違う肉に変えて見ると良いです。ただし、症状が治まったら似た食材も食べられるか試してみた方がよいです。

 

震災や終売などでいつも食べているフードが購入できなくなった時に困るので、安易に食べられないと決めつけず、少しでも食べられる食材を把握しておくことも大切なことです。

 

まとめ


グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードの選び方と、おすすめ商品をご紹介しました。犬は穀物(炭水化物)を食べられない訳ではありません。ですが、肉や魚と比べると犬にとって穀物の必要性は低いです。

 

完全なグレインフリーとまではいかなくても、できるだけ穀物の割合が低いドッグフードを選んであげて下さいね。

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