モグワンドッグフードの賞味期限と美味しく食べきる保存方法まとめ-ドッグフード博士

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モグワンドッグフードはまとめ買いするとお得に買えることもあり、到着時(未開封)の賞味期限や開封後の賞味期限などが気になりますよね。ここではモグワンドッグフードの賞味期限や開封後にも美味しさを長続きさせる上手な保存方法についてご紹介します。

 

モグワンの賞味期限【目次】

 

モグワンドッグフードの賞味期限

モグワンドッグフードの賞味期限って、開封・未開封で全く異なります。ちなみに、上記パッケージに書かれている賞味期限は未開封時の賞味期限ですからね。ここでは未開封・開封後など、条件ごとにモグワンドッグフードの賞味期限をご紹介します。

 

モグワンの未開封・商品到着から約1年

 

先の画像を見ると「BBD 22/08/19」と書かれています。これは「日/月/年」となっているので今回届いたモグワンの賞味期限は「2019年8月22日」までということが分かります。

 

モグワンが届いたのが2018年の7月4日なので、残りの賞味期限としては約1年1カ月くらいですね。ただ、これは注文タイミングによって少しバラつきがあります。

 

賞味期限が1年3カ月くらい残っていた時もありますし、1年半の時もありました。1年よりも短いものが届いたことはないので、まとめ買いを考えている方は1年で食べきれる数を注文すると良いでしょう。

 

 

モグワンの開封後の賞味期限は3カ月

 

モグワンの電話相談窓口(0570-200-012)に問い合わせたところ、「モグワンは開封後は3カ月を目途に早めに食べて欲しい」とのことでした。

 

相談窓口としては上記のような回答でしたが、保管場所によっては夏場はかなり高温になります。高温は酸化や傷みを早めるので開封後2カ月を目途にした方が良いでしょう。

 

モグワンが美味しく食べられるのは開封後1カ月

これは完全に当サイトの意見ですが、モグワンに限らずドッグフードが美味しく食べられるのは1カ月程度だと考えています。「酸化していないから食べられる」のと「美味しく食べられる」のは別です。

 

例えば油で揚げたお菓子などをイメージしてみて下さい。1カ月もすれば酸化していなくても湿気てサクサクした食感はなくなり、美味しく食べられませんよね？あれと同じです。

 

なので、超小型犬や小食の子だと1カ月で食べきれない子もいるかもしれません。その場合、最後まで美味しく食べられるように保存方法にひと手間加えてあげましょう。

 

 

モグワンドッグフードを美味しく食べきる為の保存方法

ここからはモグワンドッグフードの保存方法に注意が必要な理由と、モグワンを最後まで美味しく食べきる為の保存方法についてご紹介します。

 

モグワンが賞味期限内でも保存方法に注意が必要な理由

酸化防止剤には化学合成された「BHA・BHT」などと、ローズマリーや茶カテキンなど天然由来の2種類があります。モグワンドッグフードは天然由来の酸化防止剤であるミックストコフェロール(ビタミンE)を使っています。

 

BHAやBHTは高い酸化防止力がありますが、ラットを使った実験では発がん性などが確認されています。逆に天然由来の酸化防止剤はBHAと比べると酸化防止力が低い反面、健康被害のリスクはありません。

 

BHAやBHTは人間の食材にも使われる添加物ですが、ドッグフードにおいては発がん性の面から近年ではほとんどのメーカーが天然由来の酸化防止剤を使用しています。

 

先にも書いたように、天然由来の酸化防止剤はBHA・BHTなどと比べると酸化防止力が低いので、食べきるまでに1カ月以上かかる場合は、少し手を加えて保存した方が最期まで美味しく食べられます。

 

 

モグワンドッグフードの保存に必要な2ステップ

2018年1月からモグワンドッグフードの袋がジッパー付に変わりました。以前は「袋をクリップで止める」という内容も含めて3ステップでしたが、ジップ付きに変わったので2ステップになりました。

 

物質が光を吸収して起こす反応を「光化学反応(こうかがくはんのう)」と言います。ドッグフードは日光や蛍光灯など、光が当たる環境では酸化が進みます。

 

その為、ビンやタッパーなど光を通す容器に移し替える場合はかならず光が当たらない場所に保管しましょう。床下収納や引き出しなどが良いでしょう。

 

モグワンの袋はアルミパックになっているので、フードが光を吸収するのは防げますが、温度の上昇によっても酸化や劣化が進むのでベストは温度が上下し難い冷暗所になります。

 

 

モグワンの袋にジッパーが付きましたが、毎回食事の度に開け閉めをしてると、そのたび酸素と触れてしまいます。ジップロックで小分けすることによって酸素と触れる回数を減らすことが出来ます。

 

1食ごとの小分けとなるとかなり大変なので、1日ごとや2～3日ごとにまとめても良いでしょう。空気と触れる回数を減らすことで酸化や風味の劣化を防ぐことができます。

 

 

モグワンドッグフードのNGな保存方法

ここからはモグワンドッグフードの保存方法でのNG行為についてまとめました。ネットでたまに見る「冷蔵庫保存」も注意しないとNG行為になっている可能性があります。

 

モグワンの袋のまま冷蔵保存

「モグワンの袋にジッパーが付いているし、冷蔵庫なら温度も一定で光も当たらないから完璧じゃん！」と思った方、ちょっと待って下さい。モグワンの袋のまま冷蔵庫で保管した場合を詳しくシミュレーションしてみましょう。

 

 

モグワンは8%程度の水分を含んでいます。冷蔵庫からの出し入れで袋内の温度が変化します。これによって袋の内部が結露し、カビの原因になります。

 

冷蔵保存する際は、ジップロックなどに小分けし、チルド室など冷蔵庫の開け閉めで庫内の温度が変わり難い場所で保存すると良いでしょう。

 

 

透明なストッカーに入れて光の当たる場所で保存

フードストッカーを探すと、「ガラス瓶タイプ」や「透明な真空容器」が売られています。お洒落なのでつい台所やカウンターキッチンに飾りたくなったりしますが、蛍光灯や自然光の光で酸化が進む為NGです。

 

透明な容器を選ぶ場合は必ず床下収納や引き出しにしまいましょう。ホーロータイプのストッカーなどは光をさえぎってくれますが、蓋が光を通す樹脂素材のものもあるので注意してください。

 

 

匂いの強いものと一緒に保存

食べ物はニオイ移りします。鰹節やスルメなど、犬が好みそうなニオイが移る分には良いですが、洗濯洗剤や柔軟剤など、強い香りがするものとは別の場所に保管しましょう。

 

モグワンに限らず、ドッグフードは輸送時の気圧や温度変化によって破裂しないように空気穴が開いています。未開封であってもドッグフードのニオイが漏れて、食品に移ることもあります。

 

人間の食品にフードのニオイが移っても調理すれば食べられますが、ドッグフードの場合、匂いの種類によっては犬が食べてくれなくなることもあるので注意しましょう。

 

 

 

 

まとめ

モグワンドッグフードの賞味期限と、愛犬が最期までモグワンを美味しく食べきる為の保存方法についてまとめました。モグワンは天然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)で酸化防止をしています。

 

体への負担は少ない代わりに、科学合成された酸化防止剤とは違い、どうしても酸化を防ぐ力が劣ります。手間はかかりますが、愛犬の為にも健康的なモグワンを最後まで美味しく食べられるよう、保存方法を工夫してあげて下さい。

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