ドッグフードの正しいふやかし方!子犬にいつまで与えるべき?-ドッグフード博士
ここではドッグフードのふやかし方と子犬にいつまで与えるべき?かについて詳しくご紹介していきます。ドッグフードは正しくふやかすことで消化が良くなり、まだ消化機能が低い子犬におすすめのあげ方です。尿結石を患っている子にとっても効率的に水分を取れるので尿結石予防にもおすすめの与え方です。
ドッグフードのふやかし方【目次】
ふやかす方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ヒタヒタ | ・簡単・手間いらず |
・放置時間が長い(15~20分) |
パテ | ・水分量を調整できる | ・砕いたり混ぜたり手間がかかる
・水分量によっては口の周りに付く |
ドッグフードのふやかし方については2種類あります。簡単な「ドッグフードをひたひたにする方法」と手間ですが水分量を調整しやすい「パテにする方法」があります。
ドッグフードをふやかす場合はお湯の温度に十分注意してください。熱湯をかけるとビタミンなどの栄養素が失われます。
ふやかした後の水にもビタミンやうま味が染み出ているのでカップ焼きそばのようにしっかりと切る必要はありません。
残った水分の半分くらいを切ればOKです。
パテにする方法では、手間がかかりますが少しずつお湯を加えるので水分に染み出てしまった栄養素を捨てることなく食べることができます。
熱湯ではなく、ぬるま湯を使ってふやかしましょう。熱湯をかけてしまうとビタミンなど熱に弱い栄養素が壊れてしまいます。
よく「ドッグフードは加熱加工してあるから熱に弱い栄養素は取れない」と言われますが、そういった栄養素は加熱加工が終わった後に添加されているのでやはりぬるま湯を使うのが良いでしょう。
電子レンジでふやかす方法に関しては一部で「マイクロ波が良くない」といった内容を聞きますが、しっかりとしたデータがある訳では無いので気にしなくて良いでしょう。
但し、加熱にムラがあるので熱による栄養素の破壊が心配です。電子レンジを使う際は小まめに温度を確認しながら加熱するのが良いでしょう。
タッパーやラップを使ったり、ある程度細かく砕いてからふやかすことで時短効果があるのでおすすめです。
ドライフードへの切り替えは生後2~3ヵ月(歯が生え始める)から始める方が多いようです。
ただ、ショードッグを育てるようなブリーダーの中には、永久歯に生え変わるまでふやかしたフードをあげる方もいます。
乳歯の状態でドライフードを食べると、歯茎を傷めて永久歯の生え方に影響するという考え方がある為です。
また、消化にも良い為ある程度の年齢になってからも体系をふっくらさせたい子にはふやかしたフードをあげる方がいます。
実際、自然界では生後4~5カ月までは母犬が噛んで消化し易い状態のものを与える時期です。
ドッグフードの切り替えと同様に少しずつ子犬の状態やうんちの状態を確認しながら切り替えていってあげましょう。
主に上記3つの方法を選択して切り替えていきます。水分量を減らす場合は少量の水分がまんべんなく行きわたるように平らなお皿などを使うと良いでしょう。
その他の注意点として「10日~2週間かけて少しずつ切り替え」・「切り替えを嫌がるようなら一度ふやかしたフードに戻す」などに気を付けて切り替えを行ってあげましょう。
この時期は成長期でもあるのでたくさん食べて欲しい期間です。万が一切り替えを嫌がるようなら一度ふやかしたフードに戻してから改めて切り替えを始めましょう。
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