ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

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ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

ここではラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキングをご紹介します。ラム肉は主にアレルギー対応のドッグフードに使われています。但し、ラムベースのドッグフードにしたからといってアレルギーの心配が無くなるわけではありません。ラムベースドッグフードの選び方は3つのポイントに絞ったので参考にしてみて下さい。

 

ラムベースのドッグフード【目次】

 

ラムベースドッグフードを選ぶ際の3つの重要ポイント!【これだけは絶対チェックして⁉】

ラム肉の量が多いものを選ぶ

ラム肉はアレルギー対応食に使われることが多いんですが、アレルギー対応食でありながら穀物がメインになっているドッグフードがあります。

 

食物アレルギーの子は肉以外の穀物などもアレルギーを持っている子が多いので、ラム肉の使用が多く、穀物の使用が少ないものを選んであげましょう。

 

原材料の3番目以内に穀物の名前が書いてあると、その穀物の使用量が多いと考えて良いでしょう。

 

高たんぱくなものを選ぶ

ラム肉は高たんぱく・低脂質が特徴なんですが、ラムベースのドッグフードは全体的に低たんぱく・低脂質なものが多いです。

 

たんぱく質は犬の主食です。体を作るのに最も必要な栄養素なのでたんぱく質は最低でも25%以上は欲しいです。

 

肉材料はラム肉だけを使用したものを選ぶ

食物アレルギーを持っていない子は気にしなくて大丈夫です。ラムベース(ラムを多く使っている)でも、ラム肉以外の魚や肉食材を使ったドッグフードがあります。

 

食物アレルギーを持っている子はアレルギーが数種類にまたがっていることも珍しくなく、どの食材にアレルギーがあるのか見分ける為にもアレルゲンの数は少ない方が良いです。

 

なので食物アレルギーを持っている子には肉材料はラム肉だけを使用したものを選んであげて下さい。

 

ラムベースドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!

ラム肉の使用量※

たんぱく質

その他の動物性たんぱく質

ナチュラルドッグフード

55%以上

20.00%

アカナ(グラスフェッドラム)

50%

31.00%以上

ジウィピーク(トライプ&ラム)

90%以上?

35.0%以上

△(緑イ貝)

キアオラ

不明

30.0%以上

△(乾燥サーモン)

K9ナチュラル

不明

29.1%以上

△(卵)

ニュートロシュプレモ(地中海のレシピ ラム)

不明

29.0%以上

△(ポークミール)

ブラックウッド(3000)

不明

24.5%以上

△(チキンミール)

ロータス(アダルトドッグ ラムレシピ)

不明

24.0%以上

△(白身魚)

プリンシプル(ラム&ライス)

不明

24.0%以上

△(フィッシュ粉)

ファーストメイト

×(ジャガイモの方が多い)

24.0%以上

カークランド

不明

23.0%以上

△(フィッシュミール)

セレクトバランス(ラム)

不明

23.0%以上

ファーストチョイス(ラムライス)

不明

22.0%以上

アズミラ(ライフスタイルドッグフードフォーミュラ)

不明

22.0%以上

△(フィッシュミール)

ニュートロナチュラルチョイス

(ラム&ライス)

不明

22.00%以上

ソリッドゴールド(フントフラッケン)

不明

22.0%以上

△(フィッシュミール)

ホリスティックレセピー

不明

22.0%以上

アディクション(ル・ラム グレインフリー)

不明

22.0%以上

△(フィッシュミール)

ネイチャーズバラエティ(インスティンクト LID ラム)

不明

22.0%以上

アニマルプラネット

不明

22.0%以上

△(フィッシュミール)

アイムス(ラム&ライス)

不明

21.0%以上

×(チキンの方が多い)

アーガイルディッシュ(エバーラスティングシニア)

不明

20%以上

×

サイエンスダイエット(ラム&ライス)

×(穀物の方が多い)

20.0%以上

ナチュラルハーベスト

不明

18.0%以上

ユーカヌバ(スモールアダルト ラム&ライス)

×(鶏と七面鳥の方が多い)

22.0%以上

×

※1、メーカー名+(商品名)は当サイトでレビューした商品とは別のフードです。

 

ラムベースドッグフードのおすすめランキング

ナチュラルドッグフードのおすすめポイント

ナチュラルドッグフードはイギリス産の生ラム肉を55%以上使用したラム肉ベースのドッグフードです。人口添加物不使用で、7か月以降は全年齢対象・全犬種に対応しています。ラム肉の使用量が多いので、犬の嗜好性も高く消化・吸収に優れています。アカナよりも値段が安く、続けやすい価格になっています。たんぱく質は20%と低めなんですが、ラム肉の使用量が多いので、消化・吸収率が高いので安心して食べさせられます。値段がお手頃で続けやすいのも評価の対象になりました。

価格 3,960円(2.0kgの定価)
評価 評価5
備考 生ラム肉55%以上使用/人口添加物無添加/材料はヒューマングレード/
ナチュラルドッグフードの総評

ナチュラルドッグフードに使われる原材料は全てヒューマングレードで人の食肉用レベルの品質のものを使っています。また、材料は全てイギリス産の食材を使い、中国産は一切使用していないので安心して食べさせられます。

 

アカナドッグフードのおすすめポイント

アカナドッグフードはクラシック(ライフステージ毎)・レジオナル(穀物不使用)・シングル(低アレルギー)の3種類あり、シングルの「グラスフェッドラム」はラム肉だけを使ったドッグフードになっています。ラム肉は全体の50%を使用していて非常に高たんぱくなドッグフードになっていますが、その分値段が高くなってしまっています。チキンや魚にアレルギーのある子におすすめのドッグフードです。

価格 5,400円(2.0kg入り)
評価 評価45
備考 子犬~シニアまで対応/人工添加物不使用/たんぱく源はラム肉のみ

 

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

キアオラドッグフードのおすすめポイント

キアオラのラムはラム肉と乾燥サーモンを使ったドッグフードです。ニュージーランド産の高品質な食材を使用しているので品質面でも安心できます。また、サーモン(魚)は犬が食物アレルギーを起こし難い食材としても有名です。ただ、魚の使用量が分からないので、サーモンに食物アレルギーがある子は注意が必要です。値段的にも100g辺り264円と高いですが、最大9.5㎏の大袋もあるので大型犬や多頭飼いの家庭におすすめです。

価格 7,128円(2.7kg)
評価 評価4
備考 グレインフリー(穀物不使用)/人口添加物不使用/ラムとサーモンを使ったフード

 

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

ジウィピークドッグフードのおすすめポイント

ジウィピークの「エアドライ・ドッグフード ラム」は96%%にニュージーランド産のラム肉と緑イ貝を使った超高品質なドッグフードです。緑イ貝は関節炎などの痛みを和らげるとされていて、特別食物アレルギーを起こし易いといった食材ではありません。また、書かれている順番的にも少量であることは分かります。但し、独自の製法や材料にこだわり過ぎていて、毎日あげるには高すぎます。

価格 7,041円(1.0kg)
評価 評価35
備考 完全なグレインフリー(穀物不使用)/人口添加物不使用/全体の96%が動物性食材

 

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

K9ナチュラルドッグフードのおすすめポイント

K9ナチュラルはフリーズドライ(非加熱)で調理された珍しいドッグフードです。ラム・フィーストにはラムの使用量の記載はありません。ですが、原材料を見る限りかなりの割合でラムを使っていることが分かります。唯一「卵」を使っている点が残念な点で、「キアオラのサーモン」や「ジウィピークの緑イ貝」と比べると卵は犬にとって若干食物アレルギーを起こし易い食材です。ただ、使用量は少ないのであまり気にする必要はないでしょう。

価格 5,996円(2.0kg)
評価 評価3
備考 完全なグレインフリー(穀物不使用)/人口添加物不使用/非加熱のフリーズドライ製法

ラムベースのドッグフード選びで迷ったらおすすめはコレ!

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

ラムベースのドッグフードならナチュラルドッグフードがおすすめな理由
  • 生ラム肉を全体の55使用
  • 人口添加物不使用
  • 低品質な肉副産物不使用
  • 単一たんぱく質なのでアレルギー対応におすすめ
  • 食物アレルギーの原因になり易い小麦・トウモロコシ・大豆不使用

 

ナチュラルドッグフードは生のラム肉を全体の55%も使ったドッグフードです。もちろん、使っているラム肉は人間も食べられるヒューマングレードのものを厳選して使っています。

 

ラム肉を使ったドッグフードは先の比較表を見ても分かるように、魚やチキンなど別のたんぱく源を使うものが多いです。ナチュラルドッグフードはラム肉のみを使ったフードなので、アレルギー対応にもおすすめです。

 

完全なグレインフリーとは言えませんが、犬が食物アレルギーを起こし易いと言われる小麦・トウモロコシ・大豆は不使用なので、穀物にアレルギーがある子も安心して食べられます。

 

もし下痢や皮膚炎といったアレルギー対策にラムベースのドッグフードを探しているなら、価格的にも品質的にもナチュラルドッグフードがイチオシです。

 

 

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

 

ラムベースドッグフードのQ&AⅠ:ラムベースのドッグフードでグレインフリーなものってないの?

※1

3大穀物不使用※2

その他の穀物不使用

アカナ(グラスフェッドラム)

ジウィピーク(トライプ&ラム)

キアオラ

K9ナチュラル

ニュートロシュプレモ(地中海のレシピ ラム)

アディクション(ル・ラム グレインフリー)

ネイチャーズバラエティ(インスティンクト LID ラム)

ファーストメイト

ナチュラルドッグフード

×

ブラックウッド(3000)

×

ロータス(アダルトドッグ ラムレシピ)

×

プリンシプル(ラム&ライス)

×

カークランド

×

セレクトバランス(ラム)

×

ニュートロナチュラルチョイス

(ラム&ライス)

×

ソリッドゴールド(フントフラッケン)

×

ホリスティックレセピー

×

アニマルプラネット

×

アボ・ダーム(ラム&ライス)

×

アーガイルディッシュ(エバーラスティングシニア)

×

ナチュラルハーベスト

×

サイエンスダイエット(ラム&ライス)

×(穀物の方が多い)

20.0%以上

アイムス(ラム&ライス)

×

×

ファーストチョイス(ラムライス)

×

×

アズミラ(ライフスタイルドッグフードフォーミュラ)

×

×

ユーカヌバ(スモールアダルトラム&ライス)

×

×

※1、メーカー名+(商品名)は当サイトでレビューした商品とは別のフードです。
※2、犬が食物アレルギーを起こし易い小麦・トウモロコシ・大豆

 

ラム肉を使ったドッグフードは大抵「トウモロコシ・大豆・小麦」を使わずにグレインフリーと言いながら米や大麦などが使われているケースが多いです。

 

グレインフリーにプラスしてたんぱく源が単一であったり、別のたんぱく源が入っていても少ないという意味でいくと、「アカナ」や「キアオラ」・「ジウィピーク」・「ネイチャーズバラエティ」・「ファーストメイト」辺りがおすすめです。

 

ラムベースドッグフードのQ&AⅡ:ラムベースはアトピーやアレルギーに効果があるって本当?

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

半分本当で半分は間違いです。そもそもアレルギーといっても食物アレルギーや接触性アレルギー(花粉やハウスダスト)など、色々な原因があります。ラムベースでアレルギー改善に効果があるのは食物アレルギーの場合だけです。

 

また、ラム肉は確かに牛肉やチキン・小麦と比べれば犬が食物アレルギーを起こし難い食材です。「アレルギー対応ドッグフードのQ&AⅢ:犬にとってアレルギーになり易い食材とは?」をご覧頂ければラム肉でもアレルギーを起こす子は一定数いることが分かります。

 

最近のドッグフードのメイン食材はチキンが多いですね。(激安フードなら穀物ですが)なので、チキンと比べるとアレルギー対策に効果的と言えるかもしれません。

 

ただし、ラム肉にアレルギーが無いことが前提です。また、切り替えるフードに小麦やトウモロコシなどのアレルゲンを使用していないかも確認が必要です。

 

ちなみにアレルギーは特定のたんぱく質に対して免疫が異常に働いてしまい、自身をも傷つけてしまう病気ですが、アトピーは免疫異常の他にも原因不明の異常反応もあるので似ているんですがちょっと別の病気です。

 

アトピーという大きなくくりの中にアレルギーも入りますが、アトピーに効くか?と聞かれると、「原因が食物アレルギーなら効果がある」としか回答できません。

 

アトピーの場合、ロイヤルカナンやヒルズから出ている「加水分解タンパクを使った療法食」で症状が緩和するケースもあります。療法食なので獣医に相談しながら与えて下さい。

 

ラムベースドッグフードのQ&AⅢ:ラム&ライスって良く見かけるけどどうなの?

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

ラムベースドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!」を見てもわかるように、「ラム&ライス」と書かれていても、ラム以外の肉や魚、穀物を使っているメーカーがほとんどです。

 

その為、仮にアレルギー対策にあげることを考えると、症状が治まった場合は良いでしょう。ですが、収まらなかった場合は原因が「ラム」なのか「+α」のたんぱく源なのか分かりません。アレルギー対策にあげる場合は原材料のチェックが必要です。

 

ローテーションなどで与える分には問題ありません。また、一般的にはチキンと比べると低カロリーなものが多いので、体重管理の為に与えるのはおすすめです。

 

但し、中にはラム肉よりも穀物やジャガイモの方が多いドッグフードもあります。そういったフードは炭水化物(糖質)が高くなり、カロリーの割に体重コントロールし難いので注意して下さい。

 

ラムベースドッグフードのQ&AⅤ:カークランドのラム&ライスってどう?

ラムベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士

カークランドドッグフード」にもまとめましたが、価格も考えると悪いフードではありません。コスパだけで見たら最も良いフードと言えるかもしれません。

 

ただ、公式サイトなどがある訳ではなく、PB商品ということもあり中身が全くと言ってよいほど分かりません。「副産物不使用」や「ヒューマングレードの材料を使用」などということが分かると、コスパなども考えてAランクをあげたいフードになります。

 

やはりこれだけ低価格だと、どうしても使われている「ラムミール」の品質などが気になりますね。コスパが良いんですが、「安すぎて不安」なドッグフードという印象です。

 

まとめ


ここではラムベースのドッグフードを選ぶポイントと、おすすめ商品をランキングでご紹介しました。「ラムベース」や「ラム&ライス」と書かれていると、ついラム肉がたくさん使われている気がしてしまいます。

 

ですが、ほとんどのメーカーはラム以外の肉や魚を使っていることがお分かり頂けたかと思います。得にラムベースはアレルギー対応であげる方が多いです。アレルゲンをはっきりさせる為にも、単一(ラム肉のみ)たんぱく源のフードを選んであげましょう。

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