馬肉ベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士
ここでは馬肉ベースのドッグフードの正しい選び方&おすすめランキングをご紹介していきます。馬肉は国内のペットフードメーカー「高たんぱく&ヘルシー」というのを売りによく使われている食材です。ただ、値段の兼ね合いなのか?需要よ供給の問題なのかさなかではありませんが、「馬肉ベース」のドッグフードは少ないようです。(馬肉を使っているものは多い)
馬肉ベースのドッグフード【目次】
- 馬肉ベースドッグフードを選ぶ際の3つの重要ポイント!【これだけは絶対チェックして⁉】
- 馬肉ベースドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!
- 馬肉ベースドッグフードのおすすめランキング
- 馬肉ベースのドッグフード選びで迷ったらおすすめはコレ!
- 馬肉ベースドッグフードのQ&AⅠ:ドッグフードの変わりに生の馬肉をあげてもいいの?
- 馬肉ベースドッグフードのQ&AⅡ:ドッグフードと馬肉を混ぜてあげる場合の割合は?
- 馬肉ベースドッグフードのQ&AⅢ:国産で馬肉を使ったおすすめドッグフードが知りたい!
- 馬肉ベースドッグフードのQ&AⅣ:手作り用に馬肉の生肉でおすすめはない?
- 馬肉ベースドッグフードのQ&AⅤ:犬にとって馬肉の健康効果ってどんなものがあるの?
- まとめ
馬肉ベースドッグフードを選ぶ際の3つの重要ポイント!【これだけは絶対チェックして⁉】
馬肉以外の肉や魚を使用していないものを選びましょう。チキンやラムでも食物アレルギーの可能性があります。チキンやラムなど、一般的な肉食材が食べられない子は試してみる価値があるのが馬肉のドッグフードです。
アレルギー対応食として試すのであれば、他の肉や魚が混ざっていない方が、万が一食物アレルギーが起こった場合に原因となるアレルゲン(肉や魚)を特定し易いです。
馬肉は「高たんぱく・低脂質」な赤身肉で、犬の嗜好性が高いのも特徴です。たんぱく質は犬の体を作る上で最も大切な栄養素です。たんぱく質の割合が25%以上のものを選ぶようにしましょう。
恐らく無いと思いますが、穀物不使用のものがおすすめです。国内ではペットフードに関する関心が低く、情報も古い為グレインフリーフードを作るメーカーが少ないのが現状です。
犬の食事に関する書籍に関しても普通に穀物を炭水化物として推奨している書籍が目立ちます。しかし犬は肉食に近い雑食で、穀物の消化を苦手とします。ものにもよりますが、穀物の消化吸収率は60%程度です。また、穀物に含まれる炭水化物(糖質)は太り易く、デメリットの多い食材です。
馬肉ベースドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!
他の動物食材※ |
たんぱく質 |
穀物不使用 |
|
---|---|---|---|
△(チキン) |
27.00%以上 |
× |
|
×(牛肉・鶏肉) |
23~27.00%以上 |
〇 |
|
ヴィジョンズ イーホース |
△(すなぎも) |
24.00%以上 |
× |
吉岡油糧 |
△(かつお節) |
21.00%以上 |
× |
ドッグフード工房 |
△(すなぎも・鰯粉) |
20.00%以上 |
× |
フィールドゲインズ |
×(牛・鹿) |
28.00%以上 |
× |
無添加ドッグフード安心 |
×(牛・豚・鶏) |
30.00%以上 |
× |
シェフドッグ |
△(魚肉) |
28.00%以上 |
× |
みちのくファーム 馬肉 成犬用 |
△(鰹節) |
28.00%以上 |
× |
A-WAN |
△(魚粉) |
24.00%以上 |
× |
フレッシュファクトリー |
△(白身魚・青魚) |
28.00%以上 |
× |
PERORI |
△(砂肝) |
20.00%以上 |
× |
テラ |
△(砂肝) |
24.00%以上 |
× |
プリモ |
×(牛・鶏) |
30.00%以上 |
× |
愛犬ワンダフル うま肉タイプ |
△(牛レバー) |
22.00%以上 |
× |
Yum Yum Yum! 馬肉ドライタイプ |
△(かつお節) |
23.50%以上 |
× |
※馬肉のみ=「〇」、他の肉・魚を使用=「△」、馬肉より他の肉・魚が多い類=「×」
シェフドッグには馬以外に「魚粉」が使われています。詳細は不明ですが、恐らく煮干しなどの魚粉だと思われます。少量なので魚粉による食物アレルギーの心配はないでしょう。あとは残念なことに子玄米やおおむぎなどの穀物が使われています。脱脂粉乳やおからなども使用されていてあまり消化に良いとは言えませんが、馬ベースのドッグフードの中では当サイトとしては一番おすすめできる内容でした。
価格 | 1,000円(300gのお試し価格) |
---|---|
評価 | |
備考 | 馬の生肉を使用/着色料・防腐剤不使用//国産/手作り |
A-WANの馬肉ドッグフードは、全体の60%に馬肉を使用した贅沢な作りになっています。中国産の材料は不使用で、たんぱく質は24%とやや低めです。穀物ではおから(大豆)を使用しているので注意が必要です。また、魚はアレルギーを起こしにくい食材ですが、魚粉を使用しています。アレルギー対応であげる場合は注意して下さい。
価格 | 2,900円(1.5kg入り) |
---|---|
評価 | |
備考 | 無添加/中国産材料は不使用/馬肉以外に大豆・魚粉を使用 |
みちのくファームの「馬肉ドッグフード 成犬用」は馬肉ベースのドッグフードです。小麦を使用しているのでアレルギー対応であげる際は注意して下さい。また、犬は魚による食物アレルギーは少ないですが、鰹節も使っているので注意が必要です。やや高たんぱくですがカロリーが低めなので1歳以上の成犬にのみおすすめできる馬肉ベースのドッグフードです。
価格 | 6,310円(3.0kg入り) |
---|---|
評価 | |
備考 | 無添加/超低カロリー/馬肉以外に小麦・鰹節を使用 |
フレッシュファクトリーの(馬肉&フィッシュ)は馬肉の他に白身魚と青魚・アナゴを使用しています。アレルギー対応であげる場合は注意が必要です。完全なグレインフリー(穀物不使用)ではありませんが、食物アレルギーの原因になり難い穀物を使用している点は評価できます。また、「脱脂粉乳」には乳糖が含まれていて、下痢を起こす可能性があります。
価格 | 4,640円(3.0kg入り) |
---|---|
評価 | |
備考 | 無添加/食物アレルギーを起こし難い穀物を使用/魚・脱脂粉乳に注意 |
- 材料も国産にこだわった国産ドッグフード
- 着色料や香料などの人口添加物不使用
- 人間も食べられるヒューマングレードの食材を使用
- 材料の産地を公表していて安心できる
- 国際的な安全管理の元で製造
海外から食材を集めて国内工場で加工するドッグフードは珍しくありませんが、馬肉自然づくりは材料も国産にこだわった馬肉ベースドッグフードです。その為、馬肉ベースだけでなく「安全な国産にこだわりたい」という方にもおすすめです。
着色料や香料などの人口添加物は不使用ですし、国内工場は世界基準の安全管理システムを導入しているので、品質面でも安心して食べさせることができます。
鶏肉や大豆など、アレルギーの原因になる可能性のある食材を使っているのが残念ですが、馬肉ベースでは最もおすすめできるドッグフードです。
馬肉ベースドッグフードのQ&AⅠ:ドッグフードの変わりに生の馬肉をあげてもいいの?
「赤身部分」をあげて、「できればか軽く加熱する」・「その他の食材も混ぜ合わせる」といったことに気を付けた方がよいでしょう。
馬肉は雑菌が沸きにくいんですが、「湧きにくい」というだけで「湧かない訳ではありません。」なので他の野菜や白米などと一緒に煮込んであげるのが良いです。
本当に新鮮な生肉が手に入った際にはぜひ生の状態であげて下さい。生の食材からはドッグフードでは補うことのできない「酵素」を取ることができます。ヒトが食べるような油の載った部分は脂質が高く、食べる量によってはお腹が緩くなるので赤身部分がベストです。
また、あげる際は少量ずつ、加熱→半生→生といったように少しずつ切り替えていってあげてください。(下痢をします)馬肉だけでは犬が一日に必要な栄養素を補うことが出来ません。
ドッグフードの10%程度(多いとドッグフードの栄養バランスが崩れる為)にするか、その他の食材も食べさせる必要があります。
馬肉ベースドッグフードのQ&AⅡ:ドッグフードと馬肉を混ぜてあげる場合の割合は?
ドッグフードに対して10%程度を推奨します。理由は馬肉の割合が増えるとドッグフードの栄養バランスが崩れる為です。ドッグフードは給餌量でカロリー調整するだけで、犬が一日に必要な栄養素をまんべんなく補えるように作られています。
馬肉であれば高たんぱく&低脂質なイメージがありますが、ビタミンA・E・鉄分・カルシウムなどの栄養素も含まれています。馬肉の割合が増えることによって、ドッグフードの栄養バランスが崩れるのでドッグフードと混ぜ合わせる場合、当サイトとして推奨できるのは10%までです。
馬肉ベースドッグフードのQ&AⅢ:国産で馬肉を使ったおすすめドッグフードが知りたい!
「馬肉ベースドッグフードを選ぶ基準をもとにおすすめドッグフードを比較!」で紹介しているドッグフードは、全て馬肉を使った国産のドッグフードです。但し、比較表を見ても分かるように、馬肉のみでグレインフリーのものはありません。
どのメーカーも馬肉以外の肉や魚・穀物を使用しています。アレルギー対応であげる場合は「アレルギー対応ドッグフードのQ&AⅢ:犬にとってアレルギーになり易い食材とは?」を参考にアレルゲンのリスクが高い食材が入っていないかチェックしてみて下さい。
馬肉ベースドッグフードのQ&AⅣ:手作り用に馬肉の生肉でおすすめはない?
「犬のごはん専門店 ナチュラルドッグライフ」で販売している「パーフェクトミンチ」は、馬肉だけでなくハツやレバーなどを含んでいます。
野生の犬は何も動物の肉部分だけを食べていた訳ではありません。諸説ありますが傷みやすく栄養価が高い内蔵などを先に食べると言います。それを考えると、内蔵なども含んだ「パーフェクトミンチ」は犬にとって理想的な食事と言えます。
ナチュラルドッグライフの仕入れ先である「Diara(ディアラ)」は馬肉メーカーとして日本で初めて厚生省の認可を受けたメーカーで、安全面も高いです。
- トッピングとして使える
- 生で与えることで酵素を補える
- 冷凍で使う分だけ解凍できる
- 手作り食のたんぱく源として使える
- 角切りなどは肉を噛む楽しみがある
- 消化が良い
馬は牛や豚と比べると体温が高いので、筋肉に寄生虫がいません。また、飼育中に抗生物質やホルモン剤を投与しないので、肉や内臓を生で食べられる安全性の高いお肉です。
人間用の馬刺しを加工する際にでる端っこなどを使っているので、値段も比較的安めです。普段使いから病気や高齢によって食いつきが落ちた子におすすめです。
馬肉ベースドッグフードのQ&AⅤ:犬にとって馬肉の健康効果ってどんなものがあるの?
- 牛や豚と比べて高タンパク&低脂肪
- 牛や鶏に比べて食物アレルギーを起こしにくい
- 牛や豚と比べてカルシウム・鉄分が豊富
- 不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)が豊富
- 細菌がわきにくいので生でも食べやすい(生で与える場合)
馬肉は高たんぱく&低脂肪です。もちろん、人間が食べる脂のサシが入った部分は脂肪が多くなります。ですがドッグフードや犬に与える為の生肉(冷凍)などは、人間用にサシの入った部分をとった後に残る赤身やスジ部分です。
また、馬肉は細菌がわきにくいので牛や豚では難しい、生の状態で与えるのもおすすめです。人間の馬刺し用にサシがたっぷり入ったものよりも、脂の少ない赤身部分がおすすめです。
まとめ
ここでは馬肉ベースのドッグフードを選ぶ時のポイントと、おすすめ商品をランキングでご紹介しました。馬肉ベースといっても、ほとんどが別のたんぱく源(肉や魚)を使用していることがお分かり頂けたかと思います。
また、馬肉以外にもアレルゲンとなる食材を使用しています。アレルギー対応で馬肉ベースのドッグフードを選ぶ方は、馬肉以外にどんな肉を使っているのか事前にチェックしておきましょう。
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馬肉自然づくりは人間も食べられるヒューマングレードの食材を使用した無添加ドッグフードです。また、各食材の産地も公表しているので「安心」という意味では得におすすめです、。大豆を使用しているので完全なグレインフリーとは言えませんが、馬肉ベースで安心して食べられるドッグフードをお探しの方におすすめです。