犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法-ドッグフード博士

MENU

犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法-ドッグフード博士

犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法-ドッグフード博士

ここでは犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法をご紹介していきます。

 

犬の耳掃除のやり方【目次】

 

犬の耳掃除のやり方と頻度


ここでは犬の耳掃除のやり方と頻度についてまとめました。耳掃除のやり方は気になった時に行う簡単なやり方と、定期的にしっかりと行う耳掃除のやり方をまとめました。

 

犬の耳掃除のやり方

気になった時に行う簡単な耳掃除のやり方

コットンやガーゼ・カット綿など、なんでも良いのでふき取るものに洗浄液をしみ込ませて耳の中の汚れをふき取ります。

 

主に外耳(耳の穴周辺)をメインに汚れを拭き取ってあげましょう。耳の穴付近は汚れを穴の中に押し込んでしまうこともあるのであまり触れないようにします。

 

汚れが少ない子であればこの方法で充分に耳の汚れをふき取ることができます。

 

最後に終わったらおやつをあげると耳掃除を好きになってくれるのでおすすめです。

 

定期的に行うしっかりとした耳掃除のやり方

定期的に行うしっかりとした耳掃除は洗浄液とコットン(汚れを拭き取るだけなのでなんでも良い)を使います。

 

  1. 頭を固定してあげる
  2. 洗浄液を数滴耳に入れる
  3. 耳の根本部分(コリコリした場所)をマッサージするように揉む(クチュクチュ音がする)
  4. 犬がくびを振って洗浄液を出すので耳に着いた汚れや洗浄液をコットンでふき取る
  5. 首を振ってくれない場合は耳に軽く息を吹きかける
  6. 終わったらおやつをあげると耳掃除を好きになってくれる

 

犬の耳掃除の頻度

  • たれ耳の犬種なら1週間~10日に1回
  • 普通の犬種なら2週間に1回

 

たれ耳の子は耳の中が蒸れ易く、汚れが貯まり易いので1週間~10日くらいに1回のペースで耳掃除をしてあげると良いでしょう。

 

あまり頻繁に耳掃除を行うと耳の皮膚を傷つけてしまい外耳炎などになることもあるので頻度や掃除の際の強さには注意しましょう。

 

犬が耳掃除を嫌がる時の対処法

  • ノンアルコール系の洗浄液を選ぶ
  • 人肌に温めてから使う
  • 二人で行う
  • 仕上げにおやつ

 

洗浄液を耳に入れる際、最初の1滴にびっくりして嫌がる子が多いので最初の内は二人で行うと良いでしょう。

 

丁度上記の画像のようなイメージで補助をする人はマズルをつかんで頭を固定してあげます。(画像の子は短頭種なのでやりにくそうですが)

 

補助する人のもう一方の手は体を抱きかかえてあげると安心してくれます。

 

補助する人は常に声をかけてあげながら注意をひきつけます。最初の一滴でビックリしてビクっとしますが声をかけて落ち着かせてあげましょう。

 

最初の内は2~3滴で充分です。少しずつ慣れてきたら量を増やしていくと良いです。

 

それと、仕上げにおやつをあげることで「耳掃除をするとおいしいものが食べられる」と覚えてくれるようになるのでおすすめですよ。

 

洗浄液・綿棒など犬の耳掃除に必要なアイテムまとめ

洗浄液・イヤークレンジング(必須)

「ノバルサン オチック」・「オーツムギ イヤークリーナー」・「ビルバック エピオティック」あたりが有名どころです。

 

ノバルサンは汚れの落ちがよく、動物病院でもよくすすめられますがアルコール臭がありやや刺激が強いです。

 

オーツムギ イヤークリーナーは低刺激でほぼ無臭、粘度が高いですが合わない子もいるのでパッチテストをしてからの方が良い。

 

ビルバック エピオティックも動物病院ですすめられます。中性・非アルコール性ですがけっこう臭いがします。

 

拭き取るもの(必須)

汚れを拭き取ったりするのに使います。コットンでもガーゼでもカット綿でもなんでも良いです。

 

ただ、耳を傷つけてしまうこともあるので肌ざわりの良いものがいいでしょう。

 

綿棒(あると便利)

綿棒は耳の穴に突っ込むのではなく、外耳(穴周辺)のシワが寄った部分のお手入れに使います。(突っ込むと汚れを穴に押し込んでしまう)

 

コットンなどでは拭き取りにくいシワの部分の汚れを洗浄液をつけた綿棒で軽く拭き取ります。

 

ヒト用の綿棒はけっこう先端がきつく巻いてあるので犬が嫌がって動いた際に傷つけやすいので注意が必要です。

 

耳掃除に慣れていなくて暴れてしまう子には使わない方がいいです。

 

かんし・ピンセット(あると便利)

綿棒でも良いんですが、かんしやピンセットでガーゼやカット綿を巻き付けて使うと巻きの強さや厚みを調節できます。

 

必須ではありませんが、綿棒よりはおすすめです。これも穴の中に突っ込むのはやめましょう。

 

耳掃除に慣れていなくて暴れてしまう子には使わない方がいいです。

 

犬の耳掃除をする際の注意点

  • 擦りすぎ・力加減に注意
  • 耳毛の処理はしない
  • 耳の穴に綿棒を突っ込まない
  • 一度は病院やトリマーでやり方を教えて貰ってから
  • 頻繁にやりすぎない(1~2週間に1回)

 

耳掃除が原因で外耳炎などになる子がいるので1度は病院やトリマーでやり方を教えて貰ってからやるのが良いでしょう。

 

特に注意したいのは力加減と頻度です。気になるからといって頻繁に耳掃除をやりすぎると耳の皮膚を傷つけてしまうので注意しましょう。

 

綿棒は耳の穴に突っ込むと、汚れを中に押し込んでしまう原因にもなるので耳の中を掃除したい時には洗浄液を使うようにしましょう。

 

たまにトリマーに出すと耳の毛をツルツルになるまで抜かれてしまうことがありますが、これはNGです。(汚れが付着しやすいという意見もありますが)

 

耳の毛はホコリや虫の侵入を防ぐ為に生えていることもあるのでわざわざ抜く必要はありません。

 

動物病院などで治療の一環として抜くこともあるのでこういったケースを除けば基本的には残しておいて良いでしょう。

 

蒸れやすく通気性を確保する為に抜く必要がある場合は、一度獣医からレクチャーを受けてからにしましょう。

ドッグフード業界の恐ろしい事実がついに判明・・・

犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法-ドッグフード博士

目的別のドッグフードおすすめランキング一覧

犬の耳掃除のやり方・頻度と嫌がる時の対処法-ドッグフード博士

関連ページ

犬が吐く&嘔吐をする原因と対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬が「吐く」・「嘔吐」してしまう原因と対策をまとめました。また、原因を元にドッグフードの選び方についてもまとめました。愛犬がよく吐く・嘔吐してしまう方は参考にしてみて下さい。
犬が下痢をする原因と対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬が下痢をしてしまう原因と対策をまとめました。また、原因を元に下痢をし易い子におすすめのドッグフードの選び方についてもまとめましたので参考にしてみて下さい。
犬の便秘の原因と対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬の便秘の原因と対策&ドッグフードの選び方をご紹介します。犬が便秘をする原因はいくつか考えられますが、ここではドッグフードが原因で便秘になる場合の対策とドッグフードの選び方についてご紹介していきます。
犬の涙やけを改善するドッグフードの選び方&おすすめランキング-ドッグフード博士
ここでは犬の涙やけを改善するドッグフードの選び方&おすすめランキングをご紹介していきます。犬の涙やけは先天的な原因や毛の生え方などによっても起こりますが、ドッグフードが原因でも起こります。ここでは涙やけが起こりにくいドッグフードの選び方とおおすすめランキングをまとめました。
犬の口臭・体臭の予防対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬の口臭・体臭の予防対策&ドッグフードの選び方をご紹介します。犬の口臭や体臭はドッグフードが原因で起こることもあるんです。この記事を参考にあなたの愛犬が食べているドッグフードをチェックしてみて下さい。
犬の虫歯予防と対策方法&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬の虫歯予防と対策方法&ドッグフードの選び方をご紹介します。犬は人間のような虫歯になることはほとんどありませんが、歯石や歯垢が貯まり易く、歯周病に陥り易いですここでは犬の虫歯予防対策と虫歯予防におすすめのドッグフードの選び方をご紹介します。
犬の血便の原因と対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬が血便をしてしまう理由を元に対策、血便を予防・改善するのにおすすめのドッグフードの選び方をご紹介していきます。愛犬に血便の症状が良くみられる場合は参考にしてみて下さい。
犬が白内障になる原因と予防対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬が白内障になる原因と対策、白内障を予防する為のドッグフードの選び方をご紹介していきます。白内障は遺伝的に発症するケースが多いですが、糖尿病などの基礎疾患が原因で起こることもあるので、予防としては糖尿病予防をすることになります。
犬の風邪の原因と予防対策-ドッグフード博士
ここでは犬の風邪の原因と予防対策について詳しくご紹介していきます。また、犬の風邪が人にうつるのか?どのような症状がでるのか?など犬の風邪について詳しくまとめたので愛犬が風邪っぽいと思う方は参考にしてみて下さい。
犬の血尿の原因と予防対策-ドッグフード博士
ここでは犬の血尿の原因と予防対策について詳しくまとめました。血尿をしやすい犬種や年齢・性別などの条件についてもまとめたので、愛犬のおしっこの様子がおかしい!と感じている方は参考にしてみて下さい。
犬の皮膚病の原因と対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬の皮膚病の原因と対策、皮膚病を予防する効果が期待できるドッグフードの選び方をご紹介していきます。皮膚病は遺伝や感染だけでなく免疫力の低下でも起こる為、主に免疫力の維持におすすめのドッグフードをご紹介しています。
犬が咳をする原因と予防方法&対策方法-ドッグフード博士
ここでは犬が咳をする原因と対策をご紹介していきます。基本的に犬が咳をする場合、遺伝や感染といった要因がほとんどで、体系や栄養が関わる病気は無いのでこれを参考に咳の原因となる病気を予防してあげて下さい。
犬のアレルギーの原因と予防対策&ドッグフードの選び方-ドッグフード博士
ここでは犬のアレルギーの原因と対策、アレルギー対策におすすめのドッグフードをご紹介します。アレルギーには食物アレルギーと接触アレルギーの2つかがります。どちらもアレルゲンとの接触や摂取を避けるのが最も効果的ですが、腸内環境を整えたり免疫力を高めることでもアレルギーの抑制につながります。
犬のくしゃみの原因と予防対策-ドッグフード博士
ここでは犬のくしゃみの原因と予防対策方法をまとめました。
犬の目やにの原因と取り方-ドッグフード博士
ここでは犬の目やにの原因と、目やにの取り方、その他に目やにの色での危険度チェックなど「犬の目やに」に関する情報を徹底的にまとめました。愛犬の目元に違和感を感じている方は参考にしてみてください。